社長メッセージ

エアー遊具で
街の未来に笑顔
代表取締役 貝原明宏
有限会社エール

代表取締役 貝原 明宏

時には子どもたちが思いっきり跳ねて遊ぶエアー遊具に
時にはインパクト大のエアーオブジェに
時にはフィットネスやジャンプ競技の着地用エアーマットに
さらには培った技術で災害支援や、土木建築現場の安全環境など、社会に貢献していく。

当社の創業は1995年。エアー遊具を製造販売する、社員わずか3名の小さな会社からスタートしました。私の父親は岡山県でテントの販売店を営んでおりましたが、次男だった私は大学卒業後、大阪にある大手テントメーカーに就職、いずれは地元・岡山に戻り、自身の会社を立ち上げようと考えていました。就職先では店舗のファサードや工場にテントを販売する営業を担当。仕事は取り付けまで含むため、テントを張る鉄骨を製造する鍛冶業者のスケジュールがあわなければ、契約が流れてしまうというリスクを常に抱えていました。テントに替わる商材はないだろうか…、そんなときに出会ったのがエアー遊具です。送風機で空気を送り込んで膨らませる大型アトラクション、エアー遊具の設営は空気を入れるだけ。テントやその他の建築物のように鉄骨による基礎工事は不要、コンパクトにたためて保管でき、運搬も簡単という多くのメリットがあり、商品としてのポテンシャルを感じました。
そうして岡山に生産工場を完備し、エアー遊具をオリジナルのオーダーメイドで企画・開発から製造・設置まで受託する事業を始めました。その後、幼稚園・保育園の空間デザインを手掛ける大手教材メーカー様をはじめ、多くのお客様とのお取り引きを通して、私たちは多くのノウハウを蓄積していきました。
子どもたちが遊ぶエアー遊具には安全性が第一に求められます。弊社のエアー遊具は、子どもたちが何度も遊具の上に乗って弾んでも破けない耐久性と、一部分が壊れたとしても壊れた部分だけを外して補修ができるメンテナンスのしやすさにも考慮しています。創業してから25年以上現在に至るまで、安心・品質を徹底し、一度も事故を起こしたことがないこともお客様の信頼につながっています。

また子ども向け遊具に携わることで、改めて確信していることがあります。それはデザイン性の高さが子どもたちの遊ぶモチベーションに大きく関わっているということ。大好きなキャラクターや乗り物をエアー遊具として創作する際、少しでもイメージが異なると、子どもたちの素直な目は容赦しません。私たちは安心・安全なことはもちろん、子どもの「遊びたい」という欲求をかき立て、満足させる、それが理想のエアー遊具だと考え、耐久性、安全性、そしてデザインにも大きなこだわりをもっています。
エールではこれまで、さまざまなエアー遊具に携わってきました。その中にはJR東海様の「ドクターイエロー」やJR東日本様「E5系新幹線はやぶさ」「E6系新幹線こまち」、テレビキャラクターなど、原作ありきのものも多数存在します。当社のエアー遊具はその再現性の高さも好評です。
おかげさまで多くの大手企業から依頼をいただき、一度お取り引きのあったお客様とは、長くお付き合いさせていただいております。
今後は「エアー遊具」のみならず、その製造で培った技術や特性を、その他のバルーン造形物に活用することを推進しています。空気で膨らませるだけの簡単でコストのかからない設営、空気を抜けば、コンパクトに収納できること以外にも、浮力や衝撃吸収といった多くの特性があります。すでに建築現場の「エアマット足場」や災害時の避難場所の「エアパーテーション」など、様々なアイデアを頂戴し、現場で実用いただいております。

これからも現状に満足しないチャレンジ精神でバルーン造形物の新たな可能性を探し続けることで、お客様の、そして地域のお役に立ちたいと考えております。
何卒、皆様方の格別のご高配、ご支援をお願いいたします。

代表取締役 貝原 明宏